ポケットサイズのシステム手帳を広めていきたいSIRUHAです。
今日は福山レザーというカッコ良すぎるレザーについて
SIRUHAで手作りし、販売しているSIRUHA手帳は現在、グリーン1色展開
今後もSIRUHA手帳の定番カラーとして一番おすすめしていくのはグリーンですが、グリーン以外のカラーも増やしていく計画はあります。
新しいバリエーションとして、福山レザーを使用した手帳を検討しています。
試作品作成の為、手帳1冊分の福山レザーを購入してきました☆
ムラ感のある藍色がきれい
福山レザーとは
広島県福山市にある革工房『Leather studio Third(レザースタジオサード)』で生まれたサードオリジナルレザー
ムラ感のある染めと革らしい風合いが特徴
少し凹凸もあったりして、持った時の真っ平らじゃない感がなんとも言えません。
持ちやすいというか、少しの凹凸が心地良さを与えてくれます。
既製品はどれも均一で整いきったデザインが多いように思いますが、福山レザーはあえて、色ムラを残し、凹凸や革らしさを残しています。
とても味わい深く、革の表情はそれぞれ違っているので一つとして同じものはありません。
そんな味わい深さと個性がこの上ない贅沢だと感じました。
福山レザーには藍染と鉄染の2つのシリーズがあります。
藍染
福山の伝統工芸、備後絣(びんごかすり)に使用されている「天然藍」を使用して染められています。
きれいな藍色が魅力
濃いめに染められた濃藍染と薄めに染められた薄藍染があります。
鉄染
鉄鋼業が盛んな福山。それにちなんで鉄を使って染められた革です。
すごく深みのある灰色が魅力
鉄の成分と革のタンニンが化学反応をおこしてグレーになっているそう
ちなみに今回僕が手帳用に選んだ革は、藍染の薄いほう
初めてサードに行った時に、藍染薄のその優しいカッコよさに一目惚れしてしまいました。
そのあと何度もサードにお邪魔させていただくうちに、濃い藍染と鉄染めの魅力にもどんどん染められてきているんですが、まず最初は一目惚れした感動の気持ちから優しい色合いの薄い藍染を選びました。
福山レザーは染めのムラ感と少しの凹凸感とがあいまってこの上ない質感を醸し出しています。
経年変化で使うほどに、どんどん味わい深く変化していく
藍染も鉄染も本当に魅力的です。
Googleで画像検索していただくと、福山レザーの魅力的な写真がたくさん出てきます。
福山レザーで手帳(試作品)を作ります。
近々、福山レザーを使って手帳を作ってみようと思っています。
どんな手帳になるか楽しみ
出来上がったら、また紹介させていただきます。
福山レザーを使った財布やバッグなどはレザースタジオサードで販売されています。
数千円の財布やバッグばかり使っていると、財布やバッグに数万円は高すぎると感じてしまします。
ただその感覚は既製品を買うときの感覚でしかないと気づきました。
一つ一つ手作りされ、質感を極めたサードの商品はまた違う感覚
手作りされているという手間
本革ならではの持ちの良さ
使うほどに味わい深く変化していくさま
想いを込められて手作りされ、長持ちする革製品は、物を持つことの楽しさを教えてくれます。
そんなサードの革製品は、値段以上の価値があります。