勉強する、仕事をする、スポーツをする、賢く生活する、何をするにしても大切なことは同じだったりします。
上達して結果を出していくために基本となる大切なことを「7つの成長術」としてまとめていきます。
内容としては、記憶しやすくするための習慣や上達するための意識の持ち方など
実行するにもそれほど難しくなくて、「こういうことを意識すると、より効率的に成長していける」ということについて書いています。
まだブログを始めたばかりの頃にも同じ内容で記事を書きました。
今回は、そこから引用して補足していきたいと思います。
睡眠を有効利用する
記憶の整理
寝ることで、頭は情報の整理をします。情報とは勉強した知識以外にも、身体の動かし方、五感で感じたこと、人とのやりとりなどなど、生活の中で起きたすべての事です。
効率的に成長するには睡眠を上手く使うことが大切です。
大切なことは寝る前に復習します。勉強で覚えたいことは単純に復習すれば良いです。上達したいこと(スポーツや作業時の身体の動かし方、英語での口の動かし方などの技術的なこと)についても、寝る前に、練習しておくことで、効率的に上達出来ると思います。あまり激しい動きは、睡眠を妨げてしますので、イメージトレーニングやイメージしながら身体も少し動かす程度にしておきます。
寝る前の復習が大切
復習にはいろいろな手段があります。大まかに分けるとインプットとアウトプットの2種類
ノートを読み返したり、学習用の動画を見るのはインプットになりますし、勉強したことを説明したり、動きを練習するのはアウトプット。イメージトレーニングはアウトプットに近いと思います。
復習としてはアウトプットの方が効果的だと思います。ただアウトプットはより頭を働かせることになると思うので寝れなくなるかもしれません。睡眠の妨げにならないように自分なりのやり方で復習していきます。
机で勉強するだけが復習ではないので頭をやわらかくして、いろいろな手段を使っていくことが大切です。
寝る前には、大切なことを復習する習慣をつけましょう。
睡眠は毎日とります、同じ睡眠時間でも有効に使えば、効果は驚くほど変わってきます。
睡眠を味方につけることは、成長への近道です。
薄くて広いつながりを作りそれを濃くしていく
例えば一ヶ月で30個の単語を覚えるとします。
1日1個ずつ覚えていくよりも、30個を毎日覚えようとします。まず、脳に30個の単語のつながりをつくります。薄い記憶で良いです。最初はほとんど覚えてなくてもいいです。
その30個の単語の記憶を30日かけて濃くしていくようにします。
そうすることで、30個の単語につながりが出来ます。そのつながりは思い出すためのヒントになります。
毎日ひとつの濃い記憶を作ろうとするんじゃなくて、最初に薄く広い記憶を作ります。
それを毎日濃くしていく方が、記憶のつながりが出来て、思い出しやすい記憶になります。
一つを覚えようとするより、たくさん覚えようとした方が記憶に良いです。
思い出すためのヒントが増えるので思い出しやすい記憶になります。
記憶を濃くするには回数が大切です。一日にすべてをかけて集中的に勉強するより、毎日に力を分散させて何日もかけて勉強した方が濃い記憶になっていきます。
何か思い出せないことがあったときは、自分の中でそれに関連したことから思い出していくと、必要な情報にたどり着けることは多いと思います。記憶にはつながりを作っておくと思い出すきっかけが増えます。
電子書籍よりも紙の本の方が記憶に残りやすいという研究結果があります。
電子書籍だと文字情報だけですが、
紙の本の場合は文字以外にも本の表紙、厚み、重さ、質感、匂い、ページをめくっていく感覚などたくさんの情報を無意識に記憶しています。そういった感覚的なたくさんの情報は思い出すためのきっかけになるようです。
こういったことにも関連していそうです。
五感
見るだけより、見て聞く、
見て聞くだけでなく、見て聞いて触る
見て聞いて触るでだけでなく、見て聞いて触って嗅ぐ
見て聞いて触って嗅ぐだけでなく、見て聞いて触って嗅いで味わう
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を出来るだけ多く使うこと
そして感じることにしっかりと意識を向けることでより記憶に残りやすくなります。
そう考えると、覚える対象としては果物が一番覚えやすそうですね。
果物を見て、その果物の名前を聞いて、手でつかんで、においを嗅いで、食べて味わう
これで五感すべてコンプリートです。
こんなに上手く五感を使えるのは食べ物ぐらいですが、出来るだけたくさんの五感に働きかけ、しっかりと感じ取ってやることで記憶に残りやすくします。
特に嗅覚は記憶との結びつきが強いので、嗅覚を意識して取り入れると良いと思います。
好きなにおいを嗅ぎながら勉強するのも良いですね。
余談ですが、鼻が利く人は記憶力も良い傾向があると感じます。
鼻は、においを意識する習慣を付けることで良くなるそうです。
記憶力も悪いし、そういえば鼻も悪いなぁって思われた方は、普段からにおいに意識を向けることで、嗅覚と記憶力をダブルで改善出来るかもしれません。
できるだけ多くの感覚にインプットしていき、そしてその感覚をしっかりと感じ取ってやると記憶に残りやすいです。
少し話がそれますが、最近は忙しくてご飯も味わって食べていない人が増えているようです。そうやって自分の五感からの情報を無視していると、病気のサインにも気付くことができなくなりそう
感情
悔しい気持ちや嬉しい気持ちなど、強い感情をともなった出来事は、記憶に残りやすいです。
感情とはしっかりと向き合うことが大切です。感情を受け止めてやることで、はじめて前に進めます。成長できます。
無視すれば、前に進むこともできませんし、記憶にも残りにくいです気持ちを無視して、大人な人間を演じるのは良いとは思いません。
そうやっていても、実は何も身に付いてはいなくて、いつの間にか周りに追い抜かれてしまいます。感情は無視せず、上手くモチベーションに変えることで、記憶も刺激され、それが上達、成長につながります。
強い感情をともなったことは記憶に残りやすいです。
喜怒哀楽の感情が豊かな人は記憶力も良いように思います。
五感と感情について
五感、感情で感じられることをしっかりと感じてください。それは自分と向き合うことです。
しっかりと感じるよう意識することで、より記憶にも残りやすくなります。
記憶は成長するためのヒントになります。
五感と感情は記憶との繋がりがとても強いです。五感や感情とはしっかりと向き合うことが大切
紙とペン
自分と向き合うときに便利なのが紙とペンです。
思ったことを書き出してみましょう。そうすれば今のあなたがわかります。
こうしたいを描いてみましょう。そうすればこれからがわかります。反省点を書き出す、辛いことを書き出す、忘れたいことを書き出す、何をするにも一度それと向き合うことが大切です。紙に書き出すことで向き合えます。
今がわかります。どうしたいのかがわかります。どうすれば良いかわかれば進むことが出来ます。成長できます。何か上達したいことがあります。練習することも大切です。練習することと同じくらい大切なのが振り返りと計画です。
練習したら、出来れば寝る前に振り返ります。そしてどうしていけば良いのか考えます。
振り返りと計画は頭の中だけで考えるよりも、紙に書き出すことでより効果を上げることが出来ます。自分の何かと向き合うときは紙とペンを使いましょう。
自分と向き合うために便利なのが紙とペン
紙とペンはアイデアを生み出すためにもとても優れたツールです。
デジタル機器はすごいけどまだまだ万能ではありません。
これから先、コンピューターに仕事を取られないのはアイデアを生み出す仕事だと思うので紙とペンを積極的に使っていくことが大切です。
頭で努力する
努力するとはたくさんの練習をすることではありません。たくさん勉強することではありません。時間を費やすことではありません。
本当の努力とは頭の中で最善を尽くそうと知恵をふりしぼることです。
それを実行し、積み重ねていくことです。
同じ量の練習をしても成果は人それぞれ違ってきます。そこにはこういった意識の差も大きく関係していると思います。
本質
何を頑張るにしても挫折してしまいそうなことはあります。そんな時に、なぜそれを頑張る必要があるのか?
本質がわかってないと、心が揺れたときに立ち直ることが大変になります。
本質がわからなければわからないほど迷いが生まれやすくなります。悩みやすくなります。心が弱くなります。物事の本質を知ることで、より心を強く持てます。心を強く持てば、挫折してクヨクヨ悩むことが減り、よりまっすぐ上達に向けて突き進めます。
勉強を頑張るにしても目的がないと「何のために頑張っているんだろう」という気持ちになってしまうことがあると思います。頑張った先に何があって、それは自分にとって価値があることなのか
ブレずに進んでいくには本質的に考えて、目的を明確にしておくことが大切です。
まとめ
- 睡眠を有効利用する
- 薄くて広いつながりを作りそれを濃くしていく
- 五感
- 感情
- 紙とペン
- 頭で努力する
- 本質
成長していくために、この7つのことを意識するように心がけています。
がむしゃらに頑張るより脳の特性を理解し、上手く利用します。
より効率的で、より確実な成長につながると思います。
これらのことは何をするにしても大切なことだと思うので記事にしました。
もし良かったらシェアしていただけると嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。