学生の頃、いろんな勉強をしますよね。
勉強をしなきゃいけない理由がよくわからないこともありました。
理由がわからないので頑張る気にもなれません。
たくさん褒められると、それが嬉しくて頑張ろうとは思いました。
でも褒められるから勉強するっておかしい気もします。
学校で習うことは、これから生きていく上で、大切なことのはずです。
役に立つことを習うはずです。
本来は「役に立つから勉強する」という気持ちが大切だと思います。
小学生になって、ひらがな、足し算や引き算の勉強は頑張ってたと思います。
それは、今すぐに役立つ事だからです。
役立つことがわかりきっているからです。
僕の場合、理科は得意で、よく褒められていました。褒められるから嬉しくて頑張ってました。
社会は苦手で褒められることはなかったです。社会を勉強しなきゃいけない理由もわかりませんでした。頑張れませんでした。
役立つことは勉強できます。
褒められることも勉強できます。
でも、役に立つのかわからない上に褒められなければ勉強できません。
褒められることも大切です。
でもその前に、褒められなくても勉強したほうが良いと思えるだけの理由が必要です。
勉強する前にまず、勉強をした方が良い理由を知っておきたかったです。
どんなことでも知っていれば役立つ場面が出てくる
学生時代、古文を勉強する意味なんてわかりませんでした。
最近ネーミングを考えるとき、音について興味を持ちました。そうすると音の響きの持つ意味を知りたくなり、言葉の成り立ちを知りたくなり、昔の人の音に対する感性が知りたくなりました。
古文を見ていると、その時代の人たちの音に対する感性がすばらしかったことがわかります。
言葉がその物事や心情のイメージと重なります。
それらは、ネーミングをする上でとても参考になりました。
あとは歴史を勉強する意味もわかりませんでした。(昨日の記事より)
社会人にもなってやっと気付いたことがあります。
歴史を知ることで、過去の人が何をしてどうなったのかがわかります。過去がわかれば未来がわかります。
自分の経験は次に活かそうとします。
歴史も経験です。歴史は人類の経験です。過去の人たちが積み重ねてきた経験がまとめられています。
人類の経験も活かすべきですよね。
歴史は本来、名前よりも中身が大切です。どんな人が何を理由に何をしてどうなったのか?
出来ごとの順序を知ることも大切です。年号を知る意味はそこにあります。
これらを意識して考えることで、歴史を学ぶ意味は大きくなると思います。
勉強は名前や解き方を覚えるよりも、どんな役に立つのか考えることが大切だと感じます。
中身の本質みたいなところを考えることが大切だと感じます。
古文や歴史の他にも、
数学だと因数分解や微分積分など
理科だと元素記号や星座など
勉強しても役に立つと思えませんでした。
どんな知識が役に立つかはわかりません。意外なことが将来役に立ったりします。学生の時、ちゃんと勉強しとけば良かったと思うことはたくさんあります。
勉強をする前に、勉強をしたほうが良いと思える理由を知ることが大切です。
子供に勉強を教える時には勉強の内容以上に、その勉強が役に立つということをどう伝えるかが大切なのかなぁって思います。
僕は将来役に立つとか、受験のためと言われても、あまりピンときませんでした。
子供に、どんな勉強も役に立つということを実感させるにはどう伝えればいいんだろう。