アンドロイドのスマホからアイフォンにかえて3年ほど経ちました。ふたつを比べてみてわかった自由の副作用についてまとめます。
アンドロイドのスマホ
自由度が高く、好きなようにカスタマイズできます。それはメリットだと思っていました。
カスタマイズできるのが楽しくて、どうすれば使いやすいか考え、何度もウィジェットやアイコンなどをカスタムしました。
時間がたつのは早く、休日にカスタマイズしているといつの間にか夕方になっていることがありました。
1日もかけて使いやすくしたスマホ。それなのに飽きてしまったり、新しく良いアプリやウィジェットをダウンロードしてしまうと、また模様替えをしてしまいます。
使いやすく効率化するために、何時間もかけてしまう。
それは果たして効率的なのか
iPhoneにかえて思ったこと
カスタマイズ出来ません。ウィジェットはありませんし、もともと入っているアップルのアプリはどれも設定項目が最低限です。
アンドロイドのものと比べ自由度が低いです。
しかし、、、
この自由度の低さからは、技術力の低さではなく、ノウハウの高さを感じます。
出来るだけだれにでも使いやすく、個人個人でカスタマイズする必要のないように、作りこみを徹底しています。
使いやすさについてのプロフェッショナルであるアップルが、最高に誰にでも使いやすいようにカスタマイズしてくれているんだと思います。
自由度が高いと、どうしてもカスタマイズしてしまいます。ひとりひとりが無駄な時間を使わなくて済むように、あえて設定できる項目を必要最低限にしています。
使ってくれている人に無駄な時間を使わせない。個人個人がそれぞれのやりたいことに全力で取り組めるよう。使いやすいスマホはアップルが提供してくれます。
スマホのカスタマイズはアップルに任せることにしました。何も考えずにアイフォンを使い続け、古くなったら何も悩まずに新しいアイフォンを買います。
そして、僕はやるべきこととやりたいことに全力を注ぎます。
自由の副作用
カスタマイズできる自由度の高さには、時間を消費してしまうという副作用がありました。
これはスマホ以外の事にも当てはまります。
僕らは自由を求め過ぎたのかもしれません。
自由だと、自分で選んで決断しなければなりません。選ぶには知識、情報が必要です。
自由が増えるほど、ひとりひとりがいろんなことを知って選ばなければいけません。
もう手に負えないほどの自由があふれています。
カスタマイズできる自由度の高さには、時間を消費してしまうという副作用がありました。
誰にでも使いやすく画一されたツールは使う人それぞれがカスタマイズする時間を減らしてくれます。
それぞれの向かう道へ時間を注げます。
自由と画一
誰にでも使いやすく画一されたモノを提供する
これからはそれが大切な時代になってくるのかなと感じます。
そこには、やりたいことに集中できる本当の自由があります。
僕らはもう一度自由について考え直すべきかもしれません。