僕はテニスをしています。特に中学、高校時代はテニス中心の生活をしていました。勉強は授業中とテスト週間だけ、他はとにかくテニスばかりしていました。テニスが大好きでもっと上手になりたいと、テニス漬けの毎日です。
練習時間はどんな強豪校にも負けないぐらいだったと思います。
それでも県大会以上の大会には出場できませんでした。
なぜ僕は県大会レベルで終わってしまったのでしょうか?
才能がなかったと言われればその通りだと思います。
でもそれだけで片付けたくもありません。
もっと上手くなるためには何が必要だったのか?何が足りなかったのか?
ベイビーステップを読んでいるとそんなことに対しての気付きがたくさんあります。
テニスに限らず生きていく上でとても大切だと思うことです。
そんな気付きについて、
ベイビーステップ主人公のエーちゃんと僕をくらべ、まとめていきます。
時間がいくらでもあるという甘え
僕
テニスが好きなのでどれだけ練習に時間を費やそうが苦ではありません。楽しかったです。だから周りの誰よりも練習していました。
ただ、時間が限られているという意識があまりなくて、一球一球を大切に練習出来ていなかったと思います。
時間をかけること=努力
だと思っていました。なのでたくさん練習した僕は頑張っている、努力していると勘違いしてました。
エーちゃん
主人公エーちゃんは高校からテニスを始めました。プロを目指すには致命的です。他の選手とくらべ経験値が全然足りません。どれだけテニス漬けの生活をしても時間が足りません。
エーちゃんはテニスのことを全てノートに書き込んでいます。
フォアストロークの腕の角度、試合相手の特徴、試合での一球一球の展開すべて
特に試合での一球一球のボールがどんな球種でどこに落ち、どう返して決まったのか。これらを全てノートに残すためには全てを正確に把握して、覚えておかなければなりません。
一球一球に高い意識を持って取り組んでいます。家ではノートを見て反省、復習しています。
ずば抜けた意識の高さで少ない経験を最大限に活かしています。
ここまでやって、はじめて努力したと思っていいのかな
僕のやっていたことは努力ではなく時間の浪費だったのかもしれません。
ボール一球一球を大切に、一点一点を大切に、「こうすればこうなる」を頭に覚えこませていく意識の高さが大切です。
緊張したときの対応
僕
あがり症です。ダブルスだったので特に、「失敗してペアに迷惑を掛けたらどうしよう」「いつも通り出来なかったらペアに申し訳ない」など、考えない方が良いことを考えてしまい、余計に自分を追い込んでしまっていました。大切な試合になると緊張してなかなか上手くいきません。
そんな僕がやってしまっていた悪いクセ
- 緊張していることを認めず、自分は緊張していないと思いこませていた。
- 緊張してうまくいかないと、自分のフォームの修正ばかりしようとしていた。
エーちゃん
あがってうまくいかなかったとき
- 緊張していることを認めた
- 自分のフォームを修正することより相手を良く見ることに意識を向けた
大切な時には緊張します。
当たり前のことです。
緊張していることを認めないことは緊張から逃げているということです。
緊張から逃げるということは相手からも逃げているということです。
逃げるということはすでに負けています。
まずは緊張していることを認めなければなりません。
緊張していることと向かい合えれば、目の前の相手とも向かい合えます。
そうすればやっと勝負が出来ます。
普段、試合をしていて調子の良いとき、自分のフォームを意識していますか?
自分のフォームなんて意識していないと思います。どこに打とうか?ペアは何をしようとしているか?相手はどう動くか?必死で周りに目を向けていると思います。
フォームの修正は練習のときにします。試合をするときは、自分のフォームよりも相手やペアのことを良く見ようとします。
すると、だんだん緊張は味方についてくれるようになります。
緊張したときは相手やペアを良く見ようと意識することが大切です。
テニス以外の場合も
- 普段から意識を高く持つこと
- 緊張したときには緊張していることを認め、相手に意識を向けてみること
この二つのことは上達して大切な時に結果を出すためにとても大切なことだと思います。
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